皆さんから、誕生日サプライズ絵を頂きましたv |
御影RIOさんから頂きましたv ちょうどお時間の都合が合って、リアルタイムサプライズを頂きましたv オボロの指ごとぱくっとして良し!とのことなので(笑 遠慮なくぱくっとやっちゃうよーv |
こちらもRIOさんから。 絵茶後の追加サプライズ!で生クリームプレイなベナオボですv ベナエロイ!>< オボロ可愛いっ! ありがとうございましたー! |
たすく(はつみ)さんから頂きましたv 利発で爽やか可愛いオボロを頂きました! 可愛いなー!>< たすくさんからはなかなか絵を頂けないので(笑 すごく貴重な気がします! ありがとうございましたー! |
にぼしさんから頂きましたv うた学ベナオボ〜! 相変わらずオボロがエロ可愛くて、ベナそこどけって感じです! らぶいちゃ可愛いベナオボをありがとうございましたー! |
ベナ:米粒さん オボロ:黒水竜良さん から頂きましたv 誕生日とは関係なかったりするのですが、近い日に頂いたので誕生日サプライズってことでv 黒水さんのオボロはいつもツン美人で凛々しくて可愛いですv 米粒さんベナはオボロに合わせて置き土産で頂きました! この二人でこの後どんなやり取りになるのか凄く気になります(笑 可愛い二人をありがとうございましたー! 下記からは黒水さんから頂いたSSです。 SSと絵と両方頂いちゃいましたv |
守 小さく固い音が鳴り、何かが床に転がり落ちた。 「何か落ちたぞ」 そう言って、オボロが手を伸ばし先程の物体を拾い上げる。 「何だこれは、翡翠……か?」 差し出しつつ問いかけるオボロに、小さく微笑みベナウィが返答した。 「ええ、どうしたのですか。何か気になる事も?」 手入れの最中だった得物を横に置き、オボロが差し出した石を受け取る。 小指の爪程の大きさの翡翠は、持ち主の瞳を連想させる深い翠色。これ程濃い色の翡翠は近年珍しいだろう。 「いや、どこかで見た事がある様な気がして……まあ、気のせいだろうが。それよりも、お前の槍から出てきたように見えたんだが」 しっかり見ていた訳じゃないが、と言いつつ柄の部分を指差す。 「その辺りから落ちた様な風に見えた」 「相変わらず目が良いですね、確かにその通りです。普段は隠れて見えないでしょうが、この部分に埋め込んでいますから」 ベナウィの指が示す部分には、小さなくぼみがあり、何かを入れる事が出来るようになっているのが確かに見て取れる。それを見て、オボロが不思議そうな顔をして、問いかけた。 「そんな場所じゃ、折角翡翠を埋め込んでも見えないだろう? 普段は覆っている部分じゃないか」 オボロの言葉通り、そこは手に馴染むように布を撒かれている部分。今は、手入れの為に解かれているが、そうでなければ完全に隠れて石が見えるはずもない場所である。疑問に思うのは当然だろう。 「良いのですよ、これは守り石ですから」 その疑問に微笑みつつ、ベナウィが答えを返す。なるほど、聞けば確かにそれならば見えて居る必要はないと、オボロが納得する。装飾でなければ、別に見えている必要はない。 「親か?」 「いえ、ですがそうですね……ある意味身内に近い方からの賜り物です。もう、その方は亡くなられたので、形見になってしまいましたが」 少し遠い目をするベナウィに、オボロが拙い事を聞いたかと眉を顰めた。 「そんな顔をしないでください。故人に対しては、いい思い出だったと思いだす方が良い事だと思いますよ。忘れてしまう事こそ、薄情だと云われそうなものです」 やや俯いてしまったオボロの顔に手を当て、上を向かせる。 そして、少し考えオボロの手を取ると、先程の翡翠を手のひらに載せ、包み込むようにしてその手を握らせる。 「折角です、これからは貴方がこれを持っていてください」 「ちょ、ちょっとまて!お前、形見だとさっき……」 ベナウィの唐突な発言に、オボロが慌てて押し返そうとする。だが、ベナウィはその手を確りと抑え付け、返させまいとする。 「ええ、ですが貴方が持っていてくれるなら、別に問題は無いでしょう。それとも、貴方が今から私と離れる算段でもしているというなら、話は違ってきますが」 「馬鹿、何を言って……!」 「今まで、私を守ってくれていました。今度は貴方を守ってもらいたいと、そう思いました」 臆面もなく、告げるベナウィの言葉にオボロが赤面する。どう返していいのか分からない。けれども、そう言われると受け取らない訳にもいかず、石を握りしめたまま、そっぽを向くとベナウィの背中に背を預けて「無くしても文句を言うなよ」と消え入りそうな声で呟いた。 そのオボロの様子に自然とベナウィに笑みが浮かぶ。 その石はオボロに預けるのがふさわしいと思ったのは、もうひとつ理由がある。 確かに、オボロを守って欲しいと云うのは事実だ。だが、それだけではなく ――その石は、貴方の祖父君から頂いたものなのですよ。 思いだす、幼いころの記憶。 まだ物心がつくか付かないかのオボロとその祖父の姿。この子を守ってくれと、そしてこの石が己を守ってくれるだろうと、手渡してくれた日の事は今でもはっきりと思い出す事が出来る。 再び出会う事が出来るまで、後悔の念しか覚えなかった。 けれども、今ならば彼の人に胸を張る事が出来るだろうかと思う。 今度こそ、きちんと守ってみせると、記憶の中の光景に再度誓いを立てる。 「好きですよ、オボロ」 誰よりも愛おしい人。 その人は、背中に預けた体重を更にこちらにかけながら、小さく「しってる」と呟いた。 |
まったり夫婦でらぶいちゃなベナオボ!でリクエストしましたv リクエスト以上で萌えましたーv ありがとうございました! いつもはひっそり過ぎ去る誕生日なのですが(笑 アピールしてみて良かったですv 皆さん、ありがとうございました! |