日捲りログ・他地猛地奇


髪・リュグラハ

リ→リューグ
ラ→ラハル
ミ→ミアキス
(アルファベットだとRが被るので 笑)

ミ「ラハルちゃんの髪って綺麗だよねぇ」
ラ「そうでもないさ」
リ「いや、俺もそう思う」
ミ「あ、リューグちゃんもそう思う?艶々してて、良いなぁ〜」
ラ「ミアキスだって、綺麗じゃないか」
ミ「えぇ〜?ラハルちゃんには負けるもの〜!昔からどうしても勝てないなぁ〜!」
リ「ラハルの髪は昔っから綺麗だったよな。昔に比べれば、ミアキスだって綺麗になったじゃないか」
ミ「そうだけど、じゃあリューグちゃんは、ラハルちゃんとどっちが綺麗だと思う?」
リ「…あ〜…、やっぱ、ラハルかな…」
ミ「やっぱり〜!」
リ「サウロニクスの女の子と比べれば、ミアキスのは綺麗だって!ただ、ラハルのは…特別つーか」
ミ「やっぱり何か秘密があるんだ!?ラハルちゃんは幾ら聞いても教えてくれないんだもん!」
ラ「そんなものはないぞ。聞いても無駄だ」
ミ「ラハルちゃんは黙って!リューグちゃんに聞いてるんだから」
リ「秘密つーか、そんなの、俺だって知らねぇけど…」
ミ「え〜!?」
ラ「何も無いと言っているだろう。リューグも話に乗るんじゃない」
ミ「何もなくて、じゃあどうしてそんなに綺麗なの」
ラ「…そう言われてもな…。大体、ミアキスと俺と、そう違いがあるとは思わない。そもそもリューグ、お前はどうして俺の髪のほうが綺麗だなんて思うんだ。答えてみろ」
リ「え!?」
ミ「リューグちゃん、答えて〜!」
リ「答えろったって…。俺も、何て言ったらいいのか…」
ラ「根拠がないなら、不用意な発言はするな」
リ「な、何だよ!根拠はある!」
ラ「言ってみろ」
リ「あ〜…、…触ると、気持ちが良い」
ラ「…………」
ミ「……あ、本当だ」
ラ「…ミアキス…」
ミ「ラハルちゃんの髪って、細いんだ〜。それに、柔らか〜い!」
ラ「ミアキス、あんまり触るな!」
ミ「そうか〜。髪の質が元々違うってことかぁ」
ラ「…納得したか」
ミ「一応〜。リューグちゃんは、この手触りがスキってことね?」
リ「お、おう!」
ミ「…ふ〜ん。リューグちゃんてば、意外にやらし〜」
リ「な…!?」
ミ「だって〜、いつも触ってるってことでしょぉ?」
リ「いつも触ってる訳じゃないぜ!時々だ!」
ラ「…リューグ…」
ミ「時々って、どれくらい?」
リ「……普通に顔合わせられるときなら、一日一回は…」
ミ「へぇ〜」
ラ「…勘繰るなよ。ランスを撫でるついでに傍に居る俺にまで手を伸ばすだけだ。昔からの癖のようなものだからな」
ミ「昔からなんだ」
ラ「………」
ミ「つまんないなぁ。私はそれ、見たことないのにぃ」
リ「見たいようなもんか?」
ミ「仲間外れでつまらないんじゃない!よ〜し!私もラハルちゃんの髪を触る〜!」
ラ「ミアキス!」
ミ「…リューグちゃんには、好きに触らせる癖に」
ラ「………好きにさせてる訳じゃ…」
リ「別にいいだろ?髪に触るくらい。なぁ、ミアキス」
ミ「…リューグちゃんて、やっぱり天然でやらしい」(ぼそり)
ラ「……リューグ…他人事だと思って……!」
リ「いってぇ〜〜〜!!」(後ろ髪を思いっきり引っ張られる)




自業自得・拍手企画より。アレグレ 。

「いたた…。もう少し優しく出来ないのか!」
「我慢しろ。自業自得だ」
「俺は悪くない」
「善悪のことじゃない」
「じゃあ、何だ?」
「あの程度、避けられなくてどうする」
「………ちょっと、不覚を取っただけだ」
「戦場では通用しない」
「……わかっている。俺が悪かったよ。心配してくれたんだろう?」
「別に」
「……素直じゃないな。ならば、どうして俺を手当てしてくれているのか言ってみろよ」
「掠り傷に医師を煩わせる必要はない。放っておいたら部下に気を使わせる。お前が自力で手当てをすれば失敗する。たまたま俺が一緒に居る。以上」
「………俺をなんだと思っているんだ」
「常勝将軍テオ=マクドール様直属の将・通称火炎将アレン殿」
「その通りだが…」
「勇猛果敢なのは良いが、酒場でまでそれを発揮するのは如何なものか。己の立場をもう少しわきまえて行動しろ。…とこれは忠告」
「酒場の者達が困っていた。街の者達を護るのも俺達の仕事だろう!」
「同感だ。お前が手を出していなければ、俺がしていたな。もっと上手くやるが」
「あ〜、もう!結局、俺は良かったのか悪かったのかどっちだ!?」
「将軍としては軽率だったな。だが、アレンとしては、俺は悪くなかったと思っている」
「そうか。なら、良い。俺は間違っていなかったわけだな!」
「怪我を負ったのは褒められない。最悪だ」
「けなすか褒めるかどっちかにしてくれよ!」




ご機嫌如何・拍手企画より。リュラハ。

「今日のフレイルは調子が良さそうだな」
「ああ。やはりわかるか」
「ランス程じゃないけど、フレイルとも長い付き合いだしな」
「殿下の元へ来て環境が多少変わった所為だろうな」
「フレイルは繊細だよな」
「ランスは元気だな」
「そりゃ、元気にもなるさ!やっと思うように戦えるんだぜ!」
「それはお前がじゃないのか」
「勿論俺もそうだ。でもランスもそうだ」
「…まぁ、似た者同士だしな」
「ランスに似てるか?俺」
「似ているんじゃないか?」
「自分じゃ、あんまりわからねぇな。でもフレイルとラハルは似てるな」
「…似ているか?」
「似てるぜ。というか…ラハルも調子悪かっただろ」
「何の話だ」
「いや、最近、ラハルの調子が悪いなって思ったら、そういやフレイルも調子悪いなと思ってさ」
「……調子が悪そうに見えたか」
「ん?ああ。何となく」
「…何となくで…」
「だって、調子悪かっただろ」
「悪かったわけではない」
「時々ぼんやりしてたよな。食欲落ちてたし…」
「ぼんやりなどしていないし、食欲も普通だった」
「それで顔が強張ってたな」
「……何だと?」
「笑顔をあんまり見なくなったからな。まぁ、元気になって良かったぜ。久しぶりにラハルの笑顔が見られた」(笑顔)

「ラハル!今日は競竜に付き合ってくれるんだろ!?先に行くぞ〜!」
「…全く。余計なところで勘だけは良いのだからな。そういうことはもっと他のところで発揮してくれれば助かるものを」