C 〜新たなアントレプレナー〜



 『NEW GAME』

▽『??????』


名前「           」
年齢   歳
職業 ▽大学生  フリーター  社会人  ???  
性別 ▽男  女  ???  
誕生日 ▽  年  月  日  不明



▽GAMEを開始します




『貴方は極東金融街のアントレプレナーに選ばれました』

『担保は貴方の未来の可能性』



『ようこそ、金融街へ!』



『それは貴方のアセットです。貴方の未来を体現したモノです』

『ワタシにそっくりですって?さぁ、ワタシには分かりかねます』



『ディールの相手がお待ちです。……どうぞ、     様』




「……ほぉ。これはまた、面白いアセットを連れているな」

「気になるんですか?」

「気になるから、お前もここにいるんだろう?余賀公麿」

「違いますよ。貴方が見るというから来たんです」

「……ふっ!あははははは!」

「な、なんで笑うんですかっ……!」

「あぁ、いや……すまん。……監視でもしていなきゃ、心配か。俺にはそれほどの力はないぞ?」

「力ならあるじゃないですか」

「Qか?」

「余賀公麿と、コネクションを持っていることです」

「なるほど。……確かにな」

「だから、なんで笑うんだよ!?」

「すまん、すまん。……あぁ、もう始まるぞ」



「お手並み拝見といこうか」





『OPEN DEAL』





▽カードをスライドした!
▽アセット 『MCKK』 を召喚



『……お前が俺のアントレプレナーか?』

『勝てば金が手に入る。負ければお前の未来は無い。簡単なルールだ』

『もたもたするな。……いくぞ』





『CLOSING』

『YOU HAVE GAIN』





「勝ったか」

「……あのアセット……」

「気になるか?」

「……まぁ……。あいつとそっくりなんて、気味が悪いし……」

「もしかするとあのルーキー、何かやってくれるかもしれんな」

「……気になるんですか」

「気になるのか?」

「……あんたが気に入るヤツに、ろくなのいないだろ」

「そんなことはないさ」

「俺は、例外だから」

「………っ」

「三國さんっ、さっきから笑いすぎだろ!?」

「すまん、そう怒るな。……さぁ、行こうか?Q」

「…………(こくり)」




「……胸騒ぎが、するのです」

「あのアントレか?」

「貴方と彼と、似ているようでいて、全く違うような気もするのです」

「味方となるのか、それとも……」


「それは、あのアントレ次第なのです」




「なーんかヤな感じ!」

「何が?」

「さっきのアセット!」

「真朱も気になるのか」

「アッタリマエじゃん!あいつとおんなじ顔とか、キモチワルイし」

「……そう、だね」

「別に、シンコクになることなんてない。キミマロには、アタシがいるんだから」

「うん、真朱」






『金融街は常に開かれております』

『資産を増やして楽な暮らしを送るも良し』

『金融街のギルドで活動なさるのも良し』

『金融街のアントレと知り合うのも良し』

『あぁ、モチロン、貴方のアセットと自由にお過ごし頂いても結構ですよ』



『金融街を乗っ取り、第二の余賀様になる……というテも、ございますね』





『さぁ、貴方はこの金融街で、どの未来の可能性を掴みますか?』



▽データをセーブしました












Cゲーム化妄想。
システムの詳細はブログに(笑
本編後のようでいてそうでない並行世界だと思って下さい。
こんなゲームで遊んでみたいなー!