診断を小話っター



*寝てる誰かにダイブ!したらこんな反応されたよ診断がツボって!(笑
*寝てるとこにイタズラとか、そういうシチュが大好きなんで!(笑



作中一族:R2周目


悠ゆう・初代


朔さく・第一子 日課:瞑想




悠と朔

 よく眠っている。そろりそろりと忍び足で近づいて、一気に飛び込んだ。勿論、加減はしてる。痛い思いをさせたいわけじゃないから。

「悠ちゃん!?何かあった?」

 目覚めにはまだ少し早い朝焼けの頃だったから、珍しく声音は不機嫌そうだけど、それでもちゃーんと心配が先にくる。

「てへぺろ〜♪」

 笑って抱きついたら、飽きれた様子でいつものように返してくれると思ったのに。
 ニヤッと笑う朔は、別人の顔。討伐でたまに見せる、好戦的で挑発的な笑みに、我が息子ながらドキリと心臓が跳ねた。

「…一緒に寝る?…悠」



「……何これ……」
「こういうの、どーや!?エエやろ〜v たまには朔ちゃんもこう…ワイルドにv」
「……それだけ?」
「あ、アカンかった…?毎朝おんなじ起こし方も芸がないやろって思ったんよ…」
「………『一緒に寝る?悠』」

 悠の瞳がまんまるになったまま、数秒固まっていた。そんなにすごい笑みのつもりはなかったのに。

「寝る〜〜〜!!♪」

 けれど、すぐにいつもの笑顔で飛び込んできた。二度寝、決定。

**********

診断:寝ている朔にダイブしてみた!不機嫌そうに「何かあった!?」って言うから「て、てへぺろ…」って呟いたら、ニヤッと笑って「…一緒に寝る?」と言ってくれた。
見た瞬間、何コレ!誰コレ!(笑
だったんだけど、こんな朔ちゃんに飛び込みたかったんですv



朔と悠

 月が明るい。そっと開けた襖から、月明りで目が覚めてしまわないかと思った。
 
 そっと傍に寄る。微動だにしない体に心臓が凍りつく心地がした。
 かすかに、けれど確かに上下する呼吸を確かめて、ほっとした。

「……どうしたん……?」

 寝ぼけてはいるけれど、優しい声がした。起こしてしまったけど、嬉しくて、大きく息をついた。

 情けない顔をしていたに違いない。

「阿呆やなぁ……」

 腕を引かれて抱き締められた。もう、子供じゃないよ、と言おうとして、言えなかった。

『寂しくて…』

 それは言い訳ではなく、まぎれもない本心だったから。

**********

診断:寝ている悠にダイブしてみた!不機嫌そうに「どうしたの」って言うから「ちょっと寂しくて…」って呟いたら、少しムッとして「バカだなー」と腕を引っ張り布団に入れられた。

超拡大解釈して、永眠が近い悠ちゃんと朔ちゃんで。
ダイブ、してないね!(笑