*寝てる誰かにダイブ!したらこんな反応されたよ診断がツボって!(笑 *寝てるとこにイタズラとか、そういうシチュが大好きなんで!(笑 *ネタが腐に傾くかもなのでご注意で! *紫焔と氷牙と紫水。 作中一族:R1周目 紫焔しえん 氷牙・紫水の父(氏神) 氷牙ひょうが 紫水の異母兄 紫水しすい 氷牙の異母弟(紫焔の二巡グラ) 紫焔と紫水 下界では、水平線を朝日が昇る頃…だろう。だろうというのは、天界に決まった時間の流れは存在しないからだ。そもそも神に眠りは不要なものだから、陽が昇ろうが沈もうが知ったことではないのだろう。 気配を消して、息子の眠る部屋の傍に『飛ぶ』。氏神は、元が人だからだろうか。眠ろうとする感覚が残るらしい。それも、長く天界にいて慣れてしまうと不要になってしまうのだが。 すぅすぅと、健やかな寝息が聞こえる。よく眠っているようだった。 枕元に寄れば、自分とそっくりの、けれど全く似ていない、あどけない寝顔があった。 にまりと笑って、眠る彼を上掛けごと抱きしめた。 「……っ!!?」 びっくりしている。しかも、怒っている。それはそうだろう。叩き起こしたのが誰か、わかったからだ。 何であんたがここにいる!?何しに来た!?もしかして何かあったのか!? そんな顔をした息子に、しれっと答えた。 「ただの悪戯だよ。ごめんね?」 すぐさま拳か蹴りが飛ぶと思ったが、違った。不機嫌には違いなかったけれど。 「……今度やったら、蹴り飛ばす!」 丸くなってしまった背を見て、なんだか照れてしまった。 いい歳して、どうやら恥ずかしいことをしてしまったらしいと、そのとき気付いた。 ********** 診断: 寝ている紫水にダイブしてみた!イライラしながら「っん!?」って言うから「悪戯ですゴメンナサイ…」って呟いたら、少しムッとして「今度やったら蹴る」と布団に入ってしまった。 これ、氷牙がやっても反応は同じかも? 蹴る、とまでは言えないだろうけど、いろいろ変な気起こしそうになるから止めて!>< っていう(笑 氷牙と紫水 出来心、と言えばそうかもしれない。頼貴に言われたとはいえ、それも冗談だったかもしれないのに。 『氷牙を起こしておいでよ。飛びついて起こしたら、きっと飛び起きるだろうからね』 さらっと笑顔で言われて、そうですね、と、つい答えてしまったのだ。そうしたら、何故だかやらねばいけないような気になってしまって。 そうして今、氷牙の寝顔を眺めるに至っている。 紫水も童顔と言われるが、氷牙もそうだった。背も紫水より少し低いから、たまに紫水が兄だと間違われることもある。 寝顔は、そんな氷牙を更に幼く見せていた。 可愛い…などと思って眺めるのは、男同士でなら紫水くらいだろうと思い、心の中で罪悪感にため息をついた。 これで、どうして起きないんだろうと不思議になるほど、よく寝ている。髪を触っても、頬に触れても、うにゃ、やら、むにゃ、で…起きない。 大丈夫なんだろうかと心配になるが、家族、いわゆる心を許した相手にだけらしい。 ……抱きしめても、起きなかったりして…。そんな都合のいい想いを胸に、彼の両脇に手をついて……。 「……あ…?……どうしたんだよ……?」 最初の第一声は不機嫌そうだったが、紫水とわかると、驚きと心配が混じった困惑の声に変わった。 言い訳を考えようとして、咄嗟に頭に浮かんだ言葉は、それこそ冗談だろうという、頼貴の言葉。 「『あ、アイが、暴走して……!』」 言った後で、青ざめた。何を言っているんだろう。氷牙は従妹で異母兄弟の兄、そもそも家族として幼い頃から一緒で、そんな家族にアイとか、それ以前に性別だって。 一度にぶわっと頭の中を懸念が通り過ぎていく。抱きしめたままの氷牙をどうしたらいいかもわからないまま、頭は空回りし続けた。 少しだけ、沈黙が下りた。 逃げ出そう、そう思ったとき、氷牙が欠伸をした。紫水の腕などないみたいに横になって、手だけどうにかこうにか振られた。 手招きだった。ここに寝ろと言いたいらしい。 『俺も一緒に寝るのか!?』 言おうとした言葉は心の中だけにとどまった。 氷牙はもう、寝息をたてていたからだ。 二度まで起こす気には、勿論なれなかった。 敷きこまれた腕が、起きたらしびれて困るだろうなぁと、ゆるんだ笑顔で思った。 ********** 診断:寝ている氷牙にダイブしてみた!不機嫌そうに「どうしたのー?」って言うから「愛が暴走して…」って呟いたら、そっぽを向いてちょいちょいっと手招きして布団に入れてくれた。 どうしたのー?って可愛いな!(笑 愛が暴走とか、紫水じゃ言えないわーと思いつつ、空気読み過ぎな診断結果だと思いました(笑 おまけで紫焔。 こいつだけヤバイですよ。 若干大人のムードですよ!(笑 所詮はわたしが書く程度ですけど! 紫焔と?? そっと近付く気配にはすぐ気付いた。神経質な性質である紫焔は、他人の気配に敏感だった。その気配は、けれどよく知ったものだったから、警戒はしなかった。むしろ、何しに男の寝所に忍び込んだのか、興味があったから、寝たふりを続けた。 緊張した様子で身を屈める気配がした。飛びかかって起こして、驚く様を見ようという算段らしい。 畳を軽く蹴る音に合わせ体を起こすと、飛び込んできた体を抱きとめた。 飛んで火にいる何とやら、だ。 「……どうしたの?」 抱きしめたまま問えば、なんとなく…という、小さな呟きが返ってきた。 陳腐な言い訳。それでも、理由がないというのは、存外幸せな理由であったりするものだ。 体勢を入れ替えて、上から顔を覗き込む。 朝までは、もう少し時間があった。 「もう、朝まで寝ないから」 にこりと笑った。 ********** 診断:寝ている紫焔にダイブしてみた!寝ぼけながら「どうしたの」って言うから「なんとなく…」って呟いたら、苦笑いしつつ「もう朝まで寝ないよ」と覆い被さってきました。 …なぜこいつの診断だけ『覆いかぶさる』がきたのかと!(笑 ある意味、空気読み過ぎててブレない結果…(怖 お相手は誰か不明な仕様にしてみました。 いや、お相手の想像がつかないんだもん^^; 交神前とかは、多少遊んでた気もするしなぁ、紫焔なんかは。 |